デザイン・工芸科

 デザイン科・工芸科の入試では、デッサン、平面構成、立体構成など受験コースにより、様々な種類の課題が出題されます。それぞれの傾向に対応するためには、基礎的な力を確実に身につけることが、たいへん重要です。
 授業では基礎力を、観察力、技術力(表現力)、発想力の3つに分類し、それぞれを入門編から応用編、実践編と分かりやすくステップアップできるように、カリキュラムの工夫がなされています。
 また、映像機器などの視覚教材を活用することで、知識のみに偏らない理解力の強化を図っていきます。
授業の課題は(1)芸大デザイン・工芸コース、(2)私大平面系コース、(3)私大立体・空間系コースに対応して出題されます。

将来は…
アートディレクター、グラフィックデザイナー、プロダクトデザイナー、インテリアデザイナー、服飾デザイナー、照明デザイナー、イラストレーター、アニメーター、アーティスト、映像作家絵本作家、伝統工芸師、ジュエリーデザイナーなど多方面にわたります。

授業内容

1学期

基礎を学ぶ石膏デッサン

・卓上デッサン
・細密デッサン
・色彩基礎演習
・構成基礎演習
・パースペクティブ
・陰影法

2学期

応用力を身につける

・各志望コースに必要な知識と技術を学ぶ
・発想力の強化
・表現技法研究

3学期

志望校別「個人カリキュラム」作成
入試を想定した課題での実践力強化

多摩美大・武蔵野美大・東京造形大・女子美大・日大芸術学部・九産大芸術学部等の私大対策
東京芸大・愛知芸大・広島市立大・金沢美工大・沖縄芸大・東京学芸大・九州大・佐賀大・尾道大などの国公立大対策

参考作品

平面構成「金魚、水ヨーヨー、想定の漢字1文字」(アクリル絵具・B3)

平面構成「粒ガム、パパイヤ、シュロ縄、ルーペ」(アクリル絵具・B3)

有色地静物デッサン(木炭紙大ミューズコットン紙)

石膏デッサン(鉛筆・木炭紙大)

構成デッサン「想定の花を持つ両手」(鉛筆・B3)

構成デッサン「手、いいちこ、青紐」(鉛筆・B3)

静物デッサン(鉛筆・木炭紙大)

平面構成「任意の線、電球、孔雀の羽根」(アクリル絵具・B3)

着彩「靴」(水彩絵具・B3)

立体構成「帽子」(ダンボール、ケント紙)

平面構成「想定の面と『MASK』の文字を配して」
(アクリル絵具・B3)

平面構成「SNOW SCENEと想定の雪だるま」
(アクリル絵具・B3)

構成デッサン「ハサミを持つ手と任意のモチーフ」
(鉛筆・B3)

構成デッサン「ジャンケンをしている手」(鉛筆・B3)

立体構成「3種の立方体と球と任意の円」

立体構成「クロワッサンと紙で出来る形体」(粘土)

立体構成「ランプシェード」(造花、卵の殻)

平面構成「perfume」(アクリル絵具・B3)

平面構成「ちょうちょうと2匹の蝶」(アクリル絵具・B3)
多摩美大 グラフィック 入試再現

平面構成「任意の動物と英単語を画面に配して」
(アクリル絵具・B3)

静物デッサン(鉛筆・木炭紙大)

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