2024年度合格者体験記
- R. A. さん(八女学院高校出身)
■ 日曜コース/先端芸術表現科
現役合格
東京藝術大学 / 先端芸術表現科
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音楽が学びたいと思い、美術と音楽が学べる先端に惹かれ高校3年時の春からフクビに通い始めました。デッサンは楽しく描いていたのですが、9月からポートフォリオの制作を進めようとすると、まったく手がつかなくて、11月まで焦っていました。振り返ると、そのときの自分は「アイデアが湧かない」というのを言い訳にしながらずっと自分がアーティストとして覚醒するのを待っていたんだと思います。
11月上旬にとにかくなにか1つ作らないとと思って、風によって音が鳴る作品を作りました。すると、自分が予想していなかった音やリズムを持つ、自分の力だけではなく自然の力を活かした作品が完成しました。ポートフォリオ制作で、自分の考えていることを外に出すことだけがアートではないと学べました。
先生方からの講評なども通して、なんでもアートと思えばアートなんだと考えることもできるようになりました。この1年間自分の視野を拡げようと頑張りましたが、頭で考えるだけでなく行動することが大切だと分かりました。合格してまた新しいステージに行けるのが嬉しいです。家族、先生方、予備校で出会った友人に感謝します。ありがとうございました。
- R. M. さん(西南学院高校出身)
■ 夜間週6コース/デザイン科
現役合格
多摩美術大学 / 情報デザイン学科 情報デザインコース
九州産業大学 / 芸術学部 ビジュアルデザイン学科
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高校受験が終わって、私はこれからの進路について考えなければなりませんでした。これといった夢もなく、なんとなく大学のパンフレットをめくってみたり、ホームページを漁る日々。その中で私は多摩美術大学と出会いました。目標が欲しかった私は、そうして多摩美を目指すことにしたのです。
美大受験は専用の対策をしなければならないということで、高2の春から週1でフクビに通ってみることにしました。基礎科では、デッサンを中心に習います。しかし、受験の実感もあまりなく、この一年は正直課題をこなすだけになっていました。
それから3年になって、私は焦り始めました。自分が合格ラインからどのくらい遠いのか、何を努力すればいいのかもよく分からなかったので、漠然とした不安に襲われていました。家に居てもモチベーションを保つことが出来ないだろうと思い、とりあえず予備校に通って手を動かそう、と週6で通うことに決めました。
昨年の反省を活かし、とにかく色々な作品を見たり、描き方を研究したりする毎日。先生方から指摘されたことの改善や、自分の理想とのズレを無くす為に、試行錯誤を繰り返しました。
予備校では、学校が終わってから夜まで制作に取り組む日々が続きましたが、私はそれを継続することで力を付けられたのだと思います。この一年間努力し切れたのは大きな自信になりました。美大を目指して、フクビに入って良かったと思います。
最後に、支えてくださった先生方、両親、友人……皆さん本当にありがとうございました。大学でも頑張ります。そして受験生の皆さん、最後まで諦めずに頑張ってください!
- K. H. さん(春日高校出身)
■ 土日12時間コース/油画科
現役合格
武蔵野美術大学 / 油絵学科 油絵専攻
多摩美術大学 / 絵画学科 版画専攻
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主に油絵科の人に参考にしていただけると嬉しいです。僕がフクビに通い始めたのは高校2年の春で、油絵科に進むと決めたのはその年の秋ごろでした。どうせ目指すなら難しいところを、と思い武蔵美を第一志望にしました。
【油絵に関して】
自分に合っていると思える表現を見つけられるよう(僕は見つけられませんでした)一枚一枚に何か挑戦があるといいと思います。こんな下地作ってみよう、とか、油変えてみよう、とか。課題を消化していくだけにならないようにした方がいいです。
あと、参考作品をいっぱい見るのもいいと思います。棚に入ってるやつも入試の合格作品も、昼休みでも制作中でも、どうやって描いてあるのか考えながら見るとすごく参考になります。
【受験期を振り返って良くなかった点】
一つは評価を気にし過ぎたかなっていうことです。こんな変なことしちゃったらなんか言われるかな、とか考えずに自由に描いた方が絶対よくて、これは先生の言うことを聞かなくていいとかではなく、取り入れられるアドバイスは積極的に取り入れて、それでいてのびのびと描くってことです。もう一つは受験直前に無理にスタイルを決め込んだことです。本番で大事なのはその時の課題に柔軟に答えることだと思うので、それってこの課題じゃなくてもいいよね、みたいな絵を描かない方がいいと思います。僕はこれができずに多摩美油画に惨敗しました。これは受験生の画風とは別の話だと思います。
【学科に関して】
入試の成績を開示して分かったことは、@絵が気に入られ(良く)なければ学科の成績が良くても落ちる A絵が微妙であれば学科で取れないと落ちる、ということです。僕は武蔵美の過去問は3、4年分解きました。
気張りすぎると疲れちゃうので、適度に息抜きしていい絵を描いて欲しいです。
最後に、基礎科からの2年間指導してくださった先生方、本当にありがとうございました。頑張ります。
- H. I. さん(城南高校出身)
■ 佐賀大学総合型選抜直前講習会 受講生
現役合格 【総合型選抜】
佐賀大学 芸術地域デザイン学部 / 地域デザインコース
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高校1年の半ば頃からこの学部には何となく行きたいなと考えていました。総合型の試験の概要を見てプレゼン!?何て難しそうなんだ、と思いしばらくは一般選抜での受験しか考えていませんでしたが、やれるだけやった方が後悔しないと思い高3の6月頃に総合型を受けることを決めました。
夏休みの間にフクビで2日間、志望理由書と活動報告書の完成を手伝っていただき調査書類は余裕を持って完成することができました。その後は9月から計5回、実技対策を受講しました。最初の回は小論文もプレゼン資料も書くのにとても時間がかかり、特にプレゼン資料は問題に沿っていないような的外れな内容で後から先生に指摘され、本番で同じことをしてしまったらと想像し怖くなったり、問題によって自分に向き不向きがあると感じてできる時とできない時の差に落ち込んだりもしました。4日目あたりから少し完成させるスピードが上がってきましたが、なかなか制限時間内には間に合わず自信のあるものもできませんでした。そういうこともあり私は過去問に取り組んでいる中で手が止まり迷うことが多く、先生方からたくさんアドバイスをいただきました。人と違うもの、すごいものを作らないとダメだと思っていた私に先生は、難しく考えすぎないこと、問題の条件に沿っていれば大丈夫であることを教えてくださり、だいぶ肩の力を抜くことができました。
またフクビでは面接の対策もあり、初日では同じ学部志望の子たちと合わせて行ったので多くの人に見られて本当に緊張しました。あれ以上緊張したことはなかったので経験しておいて良かったです。実技対策もですが他の子の面接の様子を見ると、自分の参考にもなるし自分も頑張らなきゃと思わせてくれるのでモチベにもなりました。
本番は相変わらず制限時間ギリギリでしたが、完成に持っていくことができ嬉しかったです。しかし昼休憩のときに問題の条件に沿っていない内容を書いたことに気づき、手が震え本気で終わったと思いました。そんなことを考え続けても仕方ないので、どうにか切り替えて面接でどうするか考えることにしました。もう後が無い面接では、はっきりと間違えたと言い訂正した内容を伝えました。他に聞かれた質問や志望理由はしっかり言うことができたと思います。
あの訂正が結果として良かったのかは分かりませんが、切り替えの苦手な私が諦めず試験に最後まで取り組めたのは、その日まで対策を頑張り続けられたことから生まれた自信かもしれません。ご指導いただいた先生方、本当にありがとうございました。
- Y. H. さん(九州産業大学付属九州高校出身)
■ 佐賀大学総合型選抜直前講習会 受講生
現役合格 【総合型選抜】
佐賀大学 芸術地域デザイン学部 / 芸術表現コース(美術・工芸)
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私は高校1年生の時から佐賀大学を視野に入れていましたが、3年生の春頃までは他の大学や専門学校の受験も考えていました。
その後、色々と調べていくうちに佐賀大学の雰囲気やカリキュラムなどが1番自分に合っていると思い、佐賀大学を受験することに決めました。フクビには佐賀大コースがあり、充実した内容での受験対策や高い合格実績と信頼もあり、夏期講習と直前講習会を受講することにしました。
夏期講習では、総合型選抜に向けた志願理由書とポートフォリオの作成、一般選抜の実技対策として静物着彩に取り組みました。志願理由書とポートフォリオの作成では何度か面談をしていただき、悩んでいることやどういう方向性で作るのかなどの相談ができたのでとても良かったです。志願理由書をどのように書けばいいのか全く分からず困り果てていると、私のペースに合わせてゆっくり丁寧に教えて下さったので、自分らしい納得のいく志願理由書が完成しました。ポートフォリオは、周りの人がそれぞれの課題に真剣に取り組んでいる中で作成するため、集中力が上がり凄く良い環境で取り組むことができました。
そして、静物着彩では優しく的確なアドバイスをしてくださったおかげで、1枚1枚描くたびに成長を感じることができ自分への自信に繋がりました。この夏期講習のおかげで充実した夏を過ごせたと思います。
私は総合型選抜での合格を目指していたので、直前講習会の講習会実施日はほとんど受講しました。1日を通して模擬授業から作品制作、作品についてのプレゼン、講評、面接練習を全て実施してくださるので、本番に近い形での対策ができる講習内容でした。面接練習では質問内容が毎回違うので、答えを組み立てて話すことが上達したと思います。そして、時間配分や作品の説明の仕方など、何度も練習を重ねていくうちに、少しずつコツを掴むことができるようになり、受験当日も落ち着いて試験を受けることができました。
直前講習会で専門的にしっかりとした対策をしてくださったおかげで、無事に総合型選抜で合格することができました。佐賀大学の受験を考えている人は絶対にフクビに通うことをオススメします。周りに同じ大学を目指してる人がいる中で受験対策をすることで、意識が高まりますし、周りの人から得られることも沢山ありました。指導して支えて下さった講師の方に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
- M. S. さん(九州産業大学付属九州高校出身)
■ 佐賀大学総合型選抜直前講習会 受講生
現役合格 【総合型選抜】
佐賀大学 芸術地域デザイン学部 / 芸術表現コース(有田セラミック)
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私は幼い頃から絵を描くことが好きで高校では芸術科のある学校に進学し幅広く芸術を学びました。そこでの高校の授業で初めて陶芸を体験しました。一つの粘士の塊から頭で想像したものを様々な技法で造形していける奥の深さや、完成した食器や花瓶を見て人々の人生に寄り添い、毎日の暮らしに彩りを添える存在を自分の手で作れる楽しさを知り、陶芸を深く学びたいと思うようになりました。そこで陶芸を専門的に学べるコースのある佐賀大学芸術地域デザイン学部を知り、受験することに決めました。
総合型選抜に向けて直前講習会に参加しました。
志願理由書の添削やポートフォリオ作成をする際、文の構成や写真の配置などを先生方に教えて頂きました。パソコンの扱い方や作品の見せ方などの基礎から丁寧に教えて頂き、改善を重ね自分の納得出来るものに仕上げられたので本当に良かったです。面接練習では姿勢や挨拶、目線などの細かい所作の指導をして頂きました。受講生全員で集団での面接練習をすることで大勢の前で話すことに慣れる練習をし、本番では緊張せずに面接に挑むことができました。
実技指導では、陶芸の基礎技法から丁寧に教えて頂きました。土台への置き方、作品の見せ方も指導して頂き、技術力と構成力がとても向上したと思います。作品の美しさだけでなく問題にどのように向き合い’’自分の考え’’を形で表現出来るのかがとても重要だと教えて頂きました。作品を作成するだけでなく、自分の作品をプレゼンする力も養うことが出来ました。どのように話したら自分の作品に込めた思いを相手に伝えることが出来るのか。先生方のアドバイスや同じ受講生のプレゼンを見て学ぶ事が出来、本番でのプレゼンも焦ることなく作品に込めた思いを全てしっかりと発表することが出来ました。
短い間でしたが親切にご指導して下さった先生方には感謝しかありません。本当にありがとうございました。
- H. K. さん(九州産業大学付属九州高校出身)
■ 佐賀大学総合型選抜直前講習会 受講生
現役合格 【総合型選抜】
佐賀大学 芸術地域デザイン学部 / 芸術表現コース(美術・工芸)
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私が佐賀大学総合型選抜に合格することができたのは福岡美術学院のおかげだと断言します。
理由は私は元々高校生活での受賞歴や大きな功績がありませんでした。その為、総合型選抜を受ける予定が無かったので、一般選抜への受験に向けて福岡美術学院の無料体験入学に参加しました。参加した日に講師の先生が2者面談をして下さり、総合型選抜への受験を勧められ受験をすることを決めました。
高校3年生の7月からポートフォリオの作成をし始め、9月の総合型選抜直前講習会を受けました。最初は大まかに試験の内容を掴むことができ正解に近い答えを導くことが出来ましたが、次第に入試に近い問題や過去問の出題がされ難易度も上がって、なかなか上手く行かなくなり、不安と焦りを感じるようになりました。しかし、毎回の講習会で入試で必要な基本的な事を学ぶことが出来ましたし、講習会には同じ佐賀大学を目指す人達が集まるので沢山の人の前で話すことの練習にもなりました。またその方達から沢山の刺激を受けることも出来ました。入試直前の日には、今までの学習をまとめた授業をして下さり、自信を持って本番に挑むことが出来ました。
本番では今まで学んだ事を活かし、取り組みました。講習会では入試と同じ制限時間で作品を作るので、時間内に表現したい作品を制作出来ました。また、面接練習も何度もしてくれる為、面接の時も自分の話したい事を上手くまとめて説明する事が出来ました。
佐賀大学の総合型選抜の受験を考えている方は1度福岡美術学院に相談に行くことをおすすめします。福岡美術学院では普通は知ることが出来ない過去問の情報や今まで総合型選抜を受けてきた先輩達の情報など色々な事を知ることが出来ますし、様々な場面でサポートをしてくれます。受験の為に通うことを決めましたが、あの3ヶ月は私にとって、とても有意義な時間でしたし、成長することが出来ました。本当にありがとうございました。
- S. N. さん(城南高校出身)
■ 佐賀大学総合型選抜直前講習会 受講生
現役合格 【総合型選抜】
佐賀大学 芸術地域デザイン学部 / 芸術表現コース(有田セラミック)
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私が芸術系の学部への進学を考えだしたのは高校2年の夏からです。それまでは陸上部に所属しており、絵も趣味で描く程度で本格的に美術について学んだことはありませんでした。進路を佐賀大学の有田セラミック分野に確定したのは高校3年になってからで、学校の体育大会が終わった9月にフクビの佐賀大学総合選抜直前講習会に参加しました。粘土の経験が浅くポートフォリオ作成のための作品も少なかったですが、手厚くサポートしていただき短期間であったにも関わらず充分な準備をすることができました。
総合選抜本番では作品制作で使う粘土が練習で使っていたものと違い思い通りに作ることができず、正直作品のクオリティは低かったですが、直前講習会で学んだ構図や置き方を活かし自分の考えを上手く表現できたと思います。実技試験ではアイデアスケッチを複数描く指示があったのですが、そこで選ばなかったものに選ばなかった理由をメモ程度ではあるものの書いていたこともプラスの方向に働いたと思います。面接でも緊張で噛み噛みでしたが、面接練習のお陰で伝えたいことをしっかり言葉にできました。
私が今回の受験で意識していたことは自信を持つことです。「試験官にどう思われるか」「こんな作品で大丈夫なのか」と不安になる人が多いと思いますし私自身もそうですが、実技試験中や面接の際は自分の言葉やアイデアに自信を持つよう心がけていました。もちろん現状に満足できず不安を持つことは自身の能力を伸ばす上で必要なことですが、試験中に自信が無く不安な状態でいると、行動や発想が控えめになり個人の能力を充分に発揮できないと思います。どれだけ不安であっても試験のときには「自分の作品や考えは素晴らしい!」と思ってみると適度に緊張もほぐれていい結果に繋がるかもしれません。受験前の練習にでも是非試してみてください!
私はオープンキャンパスに行くことも合格に大きく繋がると思います。私は有田キャンパスのオープンキャンパスに高校2年と3年で2回参加しました。オープンキャンパスは大学について詳しく知ることができることに加えて、その大学に対する意欲を高めることもできます。意欲のような気持ちや感情は自分で思っているよりも相手に伝わります。志望大学・志望している分野に対する興味を深めるためにもオープンキャンパスには積極的に参加することをおすすめします。また、私は2回目のオープンキャンパスに参加したとき、大学の先生の方に顔を覚えていてもらえました。合格に直結しているかはわかりませんが、少なからず私自身の意欲を伝えることができていたと思います。
受験後は合格している自信が全く無く、合格発表までは不安と緊張で苦しく地獄のような期間でした。合格発表で自分の受験番号を見つけたときは見間違いではないか、何度も同じページを開いたり閉じたりしてました。
今振り返ると、私は総合型選抜試験と試験対策期間を楽しめていたと思います。苦しいことも多かったですが、着々と技術や知識が身についていくことを感じることができていました。人生にも大きく影響する大学受験ですが、創造することの楽しさを身をもって感じることができました。今後芸術系の大学・学部の受験をする人にもこのことは忘れないでほしいです。
最後に。今回の合格は私個人の力だけでは確実に掴み取れなかったものです。オープンキャンパスに連れて行ってくれて総合選抜直前講習会に通わせてくれた両親、対策を始めた時期が遅かったにも関わらず知識や技術を身に着けさせてくれたフクビの先生方、本当にありがとうございました。
- H. K. さん(筑陽学園高校出身)
■ 佐賀大学総合型選抜直前講習会 受講生
現役合格 【総合型選抜】
佐賀大学 芸術地域デザイン学部 / 芸術表現コース(美術・工芸)
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私は福岡美術学院でポートフォリオの作成、適性検査・面接の対策をしました。ポートフォリオや志望理由書は、自分の思いやアピールしたい気持ちを全面にぶつけ、修正に修正を重ね万全の状態で大学に提出できました。
その後私は福岡美術学院で総合型選抜の直前講習会を受講しました。しかしその内容はとても難しいもので、予約していた分の最初の2回は、なにもわからないまま終わってしまいました。その次の回から、私はわからないことを先生に積極的に質問しました。その質問に、先生は毎回丁寧に教えてくださいました。そのお陰で、受講の回数を重ねる毎に力がつき、当日に向けての準備が整ってきました。
そして迎えた当日、福岡美術学院の講習で培った経験や身の回りの人たちの応援、自分のやる気が自信となり、私には全く怖いものはなく、むしろ楽しみすら感じていました。試験が始まると、アドレナリンが出まくったおかげで私は余すことなく力を発揮することができました。
受験当日の自信やパフォーマンス、そして結果は、間違いなく福岡美術学院の講習会と、そこで先生が私の質問に一つ一つ丁寧にアドバイスをして下さったお陰です。また、講習会の雰囲気も、受講生のやる気やお互いを高め合おうとする姿勢に満ち溢れており、自分を成長させることが出来ました。この講習会で得た経験を生かし、大学でも頑張っていこうと思います。本当にありがとうございました。
- M. U. さん(福岡中央高校出身)
■ 佐賀大学総合型選抜直前講習会 受講生
現役合格 【総合型選抜】
佐賀大学 芸術地域デザイン学部 / 芸術表現コース(美術・工芸)
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私は、受験する機会が増えるとその分合格出来るチャンスも増えると思い、総合型選抜を受験することを決めました。友人から福岡美術学院の佐賀大学総合型選抜直前講習会があることを受験する間近で教えてもらい、実技対策を3回受講しました。
講習会では、模擬授業やたくさんの人がいる中で作品制作、作品説明、面接練習などを入試本番を想定した対策ができ、緊張感を味わいながら制作出来ました。また、同じ目標を持ったライバルたちに刺激を受けながら一緒に頑張ることが出来たと思います。要点を押えた的確な指導や講評により「自分には何が足りてなかったのか」「どうしたら良かったのか」などを深く考えて制作することが出来ました。
講習会を受ける前は、美術が好きで興味があり受験することを決めましたが、美術部でもなく美術を習いに行ったこともない自分が本当にできるのか不安でした。しかし、 試験本番では、自信を持って講習会で得たものを活かしながら落ち着いて制作することができ、面接では緊張しましたが、しっかり自分の言葉で話すことが出来ました。
合格という素晴らしい結果を得られたのも、間違いなく福岡美術学院のお陰です。講習会で得た知識や力、考え方などを今後の自分の制作活動に活かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。
- M. T. さん(佐賀 鳥栖高校出身)
■ 土曜コース/佐賀大科
現役合格
佐賀大学 芸術地域デザイン学部 / 芸術表現コース
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3月に体験入学に行ってみて、6月から土曜コースで入学しました。予備校に通おうと思った理由は、受験対策を続けていくにあたって、高校の部活動という狭い環境でひとりでやっていたとき上達も感じられず、モチベーション的な限界があったからです。いくつかの候補があった中でフクビを選んだのは、体験入学を通して先生たちの雰囲気が何となくいいなと思ったこと、それと自分が佐賀に住んでいるので博多駅を通ってフクビのある天神に行く、この道のりの都会感が良くて飽きないなと思ったことが大きい理由です。学費、立地、雰囲気、実績等決め手になるものは沢山あると思います。私はこんな軽い気持ちで選びましたが、最後までこの理由たちに助けられました。
秋頃にあった総合型選抜は結果不合格でしたが、夏から準備していた中でポートフォリオを作ったり、面接練習をしたり、模擬授業を受けて作品を作ったり、人の作品も沢山見れて、いい経験だったので受けたことは後悔していません。
共通テストに関して参考になるようなことは言えないのですが、勉強はなにも3年生から始める訳では無いので1年生から毎日5分でも勉強できるといいと思います。授業中寝て怒られてたので睡眠時間は確保した方がいいかな。私はよく学校を休んでしまっていたので、ちゃんと卒業するぞ!という気持ちで生活してました。
体調管理が下手で学校にも毎日通えず、授業も居眠りしたり保健室にいてばかりの不真面目な学生でしたが、直前期に入ってからはちゃんとフクビに通えました。それはここで出会った先生や友人が良い人ばかりで逃げたいと思ったり、嫌になることが少なかったからかなと思います。それでも苦しいなと思ったらお散歩してからここに来たり、帰りにいろんな所に寄り道したり、美味しい物食べたりして気を紛らわせてました。食べ物、推し、音楽とか何でもいいので心の支えがあればどこかできっと救われます。
本番はもう後悔とか心配とかしても遅いので「よ〜し楽しんじゃうぞ〜!」ぐらいの開き直りマインドで行って、緊張なく楽しみました。フクビに来て、自分が身を置く環境が良ければ努力も結果に繋がってくれるのだと思えました。感謝してもしきれないほどみんなに支えてもらって生かされた1年だったと感じています。ありがとうございました。
- M. N. さん(精華女子高校出身)
■ 日曜コース/佐賀大科
現役合格
佐賀大学 芸術地域デザイン学部 / 芸術表現コース
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私が進路を決めたのは高校2年生の頃です。将来は芸術に携わる仕事に就きたいという漠然とした考えから大学を探し始め、この芸術地域デザインという学部に辿り着きました。そして高校2年生の夏にフクビの別科であるアートスタジオTREに通い始め、高校3年生になるタイミングでフクビに移動しました。TREでは大人の方々に混ざって描くことがほとんどなので、同学年の人たちと描くときとは違った緊張感があります。また、TREはフクビと違って月謝制なので、1・2年生の方で予備校選びを悩んでいる人はとりあえずTREに通ってみるのも良いと思います。
私はもともと総合型選抜で有田セラミックコースを受験していたのですが、総合型で落ちた後に自分の目指している方向性について考え直し、急遽、推薦型選抜を受けることを辞めました。出願直前になって急な我儘を言ったのにも関わらず、先生は優しく話を聞いて将来について一緒に考えてくださいました。そして一般選抜で入学すれば2年に上がってからコース選択ができるので、長い話し合いの末、一般選抜の木炭デッサンで受験することに決めました。
学外模試では1年間A判定、共通テストでも目標点以上を取ることができましたが、前期では思うように結果が出ませんでした。フクビでは前期で受かるだろうと言われていたので、先生にそう言われているならきっと大丈夫、共通テストで良い点数取れたから大丈夫、と自分の弱点から逃げていました。しかし、前期で落ちたことでようやく目が覚め、このままじゃ終われないと強く思い、後期に向けていくつかの決まり事を作りました。その中でも一番強く決めたことは、「自分と未来を信じて描き終わるまで諦めないこと」でした。最後は諦めない強い気持ちが私を合格に導いてくれたんだと思います。また私は直前講習の時、描いている途中で周りの絵と比べてしまい勝手に落ち込み、自分の絵から逃げてしまうことがたびたびありました。先生はそんな私の精神面のことも含めて、何度も相談に乗ってくれました。また、フクビの先生方は本当に優しい人ばかりで、佐賀大担当の先生だけでなく色々な先生方がアドバイスをしてくださりました。私が諦めずにここまで頑張ってこれたのは、間違いなく先生方のおかげです。
2度の受験に落ちるという経験はとてもきついものでしたが、後期の結果発表で自分の受験番号を見つけた時の喜びはそれを上回る、本当に大きなものでした。嬉しくて泣きながら学校や家族に合格報告をしたのは本当に大切な思い出です。最後になりますが、私を信じて支えてくれたフクビの先生方には感謝をしてもしきれません!本当にありがとうございました!
- R. I. さん(福岡中央高校出身)
■ 日曜コース/佐賀大科
現役合格
佐賀大学 芸術地域デザイン学部 / 芸術表現コース
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高校の友人から無料体験入学に誘われたことが、私の美大受験の始まりでした。趣味程度にしか絵を描いていなかった当時の私は美大受験を考えておらず、体験の日の進路希望の紙が真っ白だったことを今でも覚えています。美術系の学校に憧れはあっても自分には無理だという諦めの気持ちがありました。しかしこの体験がきっかけで美術系の大学に興味を持ち、自分も頑張ってみたいと思うようになりました。
2年生の時は講習会に数回参加し、3年生になってからは週に1回通っていました。共通テスト後は毎日フクビに通い練習を重ねました。共通テストで思うような結果が出なかったことに焦り、納得できる絵が描けず悔しい思いを沢山しました。けれど先生方のご指導のおかげで前期試験の4日前くらいからやっとコツを掴むことができてきました。家での練習や毎日目標を決めそれに向かって努力したことが上達に結びついたのだと思います。受験当日も焦りや不安を感じながらも落ち着いていつも通り描けたと思います。
大袈裟かもしれませんが、たまたま参加した無料体験入学が私の人生を大きく変えたと思います。フクビに通って、美術に向き合った時間はとても充実した楽しい時間でした。一緒に頑張ってくれた友人、応援してくれた家族や先生方に感謝してこれからも励んでいきたいです。
- M. N. さん(筑紫高校出身)
■ 土曜コース/佐賀大科
現役合格
佐賀大学 芸術地域デザイン学部 / 芸術表現コース
九州産業大学 / 芸術学部 ビジュアルデザイン学科
九州産業大学 / 芸術学部 芸術表現学科
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夏頃にフクビの無料体験講座に参加しました。それまでは、佐賀大学を受験するつもりはなく、別の私立大学だけを受験するつもりでいました。しかし、体験講座でフクビの先生と面談をした時に、佐賀大の総合型選抜を受験することを勧められて、機会があるのならと思い、受験することに決めました。
総合型の対策をフクビでやっていた時、ポートフォリオの作成や模擬授業を受けて作品を作ったりしていく中で、自分一人だったら対策のしようがなかったなと思っていました。また、夏休みの間は高校の夏期講習などとの両立をして過ごしていました。
結果的には総合型は不合格でしたが、一般前期で私大と佐賀大学の両方とも受けることにしました。
一般選抜に向けての実技対策は、夏期講習で少しやって、総合型選抜が終わってからだったので、夏から少し間をあけて10月になったぐらいから週一の土曜コースで対策を始めました。初めは鉛筆の石膏デッサンを中心に対策を進めていましたが、木炭の石膏デッサンや静物着彩も並行して対策をやっていくうちに木炭での石膏デッサンが自分に合っていると感じ、それからは木炭の石膏デッサンで実技対策をして、本番も木炭で受験しました。
共通テストが終わってからは昼間コースに移籍して、しばらくは私大受験の実技対策をしていたので、共通テストが終わってから前期試験まで毎日石膏デッサンをやっていたわけではありません。息抜きも大切です。推しだったり、好きなものを持って心休められる時間も作ったほうがいいです。
私大対策や、総合型受験の対策をしていたので、佐賀大の一般選抜の対策を始めたのは周りよりも少し遅かったと思います。高校で美術をやっていたわけではなく、書道部に入っていたので、実技対策はフクビでしかやっていませんでした。
勉強が得意ではなく、共通テストの自己採点結果もそこまで良くはなかったのですが、結果として前期試験で合格できました。だから実技対策の期間が短かったり、実技に自信がなかったり、共通テストの結果が悪かったりしてもそこですぐに諦める必要はないと思います。勉強も実技も地道にやっていけばいつか実を結ぶと思います。
- S. N. さん(佐賀 伊万里高校出身)
■ 直前講習会 受講生
現役合格
佐賀大学 芸術地域デザイン学部 / 芸術表現コース
九州産業大学 / 芸術学部 芸術表現学科
大分県立芸術文化短期大学 / 美術科 美術専攻
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私は、高校で美術部に所属していたため、美術系の大学に進学したいと思い、佐賀大学の芸術地域デザイン学部を志望していました。佐賀大学の前期は共通テストと実技の配点の比率が1対1であったため、共通テストの勉強と石膏デッサンの練習を両立して頑張りました。しかし共通テスト本番では点数を全く取る事が出来ずE判定で、前年の合格最低点に近い点数を取ってしまいました。自己採点の時点でひどく落ち込み、志望校の変更も考えましたが、実技試験で巻き返そうと切り替え、福岡美術学院の入試直前講習会を受講しました。
高校の部活の中でたくさん描いていたため石膏デッサンにはかなり自信がありました。しかし、フクビに来てみると周りのレベルは高く、自分は入試直前ということもあってか思うように描けないことが多かったです。本当に大学に合格出来るのか不安で自信をなくしていました。そんな中、フクビの先生方は相談に乗って下さり、精神面で本当に救われました。また、指導もわかりやすく、講評で言われたことを次に活かすことでデッサンの腕をあげていくことが出来ました。
そして前期入試本番、フクビで教わったことを意識し、一生懸命全力で描きました。しかし結果は不合格でした。共通テストの点数は前期でも厳しいほどだったので、共通テストの配点が大きくなる後期は合格することが出来ないだろうと本当に落ち込みました。前年の合格最低点にも全く届いておらず、後期試験に対する意欲はなくなり、諦めかけていました。しかし、出願した以上は全力で取り組むしかないため、「自分は部活やフクビでたくさん練習を頑張ってきた」、「受験生の中で1番上手く描けばいい」と、前向きに考え練習を頑張りました。そして後期入試本番、今までの練習の成果を全部出し切って描くことができました。自分の中で1番実力を発揮できた1枚になったと思います。合格発表で自分の番号があるのを見た時本当に嬉しかったです。
私は共通テストの結果と前期不合格の二度挫折をしました。しかし、弱気になってもすぐ立ち直り、前向きに考えることで、乗り越えることが出来、受験も成功することができました。諦めないことが本当に大切だと思います。フクビでは同じ大学を目指す人達、優しい熱心な先生方と、いい雰囲気で練習をすることが出来ました。本当に楽しかったです。ありがとうございました。